CB CLUB 投稿レポート公開!
大阪府豊中市在住 いのうえこういち 35才/会社員もどき 去年の10月、岡山で一泊キャンプしたのち鳥取方面に向かったのだが、そもそもの目的が友人を訪ねることだったし、まさか後日旅行感想文の提出を求められるとは思わなかったので、ほとんど記憶がない。と、言ってても仕方ないので、イタコが霊を呼び出すがごとく記憶を呼び起こして思い出をつづってみよう。 ところで、境港の観光の“売り”のひとつに水木しげるロードがあるが、延々と続く妖怪の像はたしかに見ごたえがある。それぞれの像のオブジェとしての完成度も高い。ただ、この妖怪たちをずっと端まで見て歩き、最後はただ引き返してくるだけというのは少しむなしい。途中で気のきいた喫茶店とか、意味不明な妖怪喫茶みたいな店があれば、なおくつろげたと思う。
そういうわけでここはひとつ、境港に精通している人たちに、インターネットを利用して“一般観光客にお薦めの穴場”とりわけ“日本一新鮮な魚料理を普通料金で食べさせる店”などの紹介を願うところである。
お寺や神社に行くのに敬虔な気持ちでお参りという人もいるかもしれないが、ほとんどの人にとっては観光みたいなものだろう。そういう意味では、奈良の大仏よりデカい黄金の大仏が三体並ぶ但馬大仏(寺の名前忘れた)など観光にもってこいだが、やはりこの大山寺のような寺の方が気持ちが落ち着く。(あたりまえか)
寺にも人間と同じようにそれぞれの性格というかムードがあって、優しい感じとか、キツい感じとか、理解不能とかいろいろあるが、たとえば斑鳩の法隆寺などは非常に緊張感あふれる寺で、伽藍に入ると自分のアドレナリンが異常分泌してくるのが分かる。それとは反対に、伯耆大山の自然に囲まれた大山寺は非常にのどかな雰囲気で、緑もきれいだし空気はおいしいし、本堂の前でふろしき広げて弁当でも食おうかという気になる。もっとも今は車でプーと山に登れるからそんなノンキなことが言えるのであって、霊峰としておいそれと近づけなかった時代には荘厳なムードが漂っていたのだろう。駐車場から大山寺まで登ってゆく大きな坂がこれまた良い雰囲気で、土産物屋などが並ぶこの坂を登りきると大山寺の本堂まで石段が続く。この両わきを囲む杉の大木もすばらしい。この坂の、ここのところが大山寺の醍醐味かも知れない。
(いいかげん寺の関係者に怒られそうだ)今回は地元の友人に案内してもらって本堂の横の小道を入り、すぐ脇を流れる川におりていった。ここが実は“さいの川原”で、別に霊的なチカラを感じるとか異界ムードが漂っているとかそういう訳では全然ないのだが、“塔婆(小石をつみあげたアレ)”があったから一応“さいの川原”ということにしておこう。白い川原に腰をおろし川のせせらぎに耳を傾けて、私たちはすっかりなごんでしまった。
高松伸という有名な建築家の設計によるカッコイイその建物に駆け込んだのは閉館30分前だったので、館内を走り回ったような記憶しかないが、ここは時の経つの忘れてゆっくりと見てみたいと思わせる場所だった。その時は「大阪にもこういうのがあったらいいのに」と思ったが、まわりの自然との調和、とりわけ大山なくしてはこの建物の魅力も半減するだろうし、都会だったらバカみたいな情報誌で“オシャレなデートスポット”みたいに書かれ、芋を洗うような状態になるだろうから、こういう場所で威厳をもってそびえているほうが絶対イイに違いない。鳥取は今回が2度目(たぶん)だったが、毎回「いかにも観光」的な場所しか行けないので、次に行く時は市場やマーケットなど生活くさい場所に足を運びたいと思う。できれば。 CB CLUBコメント そうですねぇー、境港に安い鮮魚市場はタクサンあるけど、その場で美味しくいただけるスポットってのは以外と少ないかも、だれか境港からアクセスされている方、ここがオイシイ!ってな情報くださいまし。また、このコーナーへの投稿をお待ちしております。投稿希望の方はまずココまでメールくださいませ。
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